❷Aさんの超短期受験
【小学6年生の冬、目指すは県内難関校TOP3】
今回ご紹介するのは、小学6年生のAさんの合格日記です。Aさんは元気溢れる聡明な子で、通う小学校では誰が見ても優秀な成績をおさめていました。しかし残念ですが、中学受験で求められる知識は小学校で習う知識とは違います。中学受験では、中学受験勉強特有の対応が求められます。Aさんは大手の塾に通いながら努力していましたが、成績は伸び悩み、受験を目指す他の子どもたちと比較して下位に位置していました。
模試の結果には、「このままでは第一志望校に合格できない」という現実がはっきりと示されていました。この状況を打開したいと考えたご家族は、11月頃に急遽、口コミを頼りに家庭教師のGeniusの体験授業を申し込まれました。
【Aさんの大きな夢と】
Aさんには絶対に叶えたい夢がありました。そのため、「志望校には合格したいけれど、夢のためにお稽古を休みたくない!」と強く思っていました。Aさんのお稽古は週3回あり、そのうち1回は土曜日に行われていたため、勉強に使える時間は非常に限られていました。そんな中で、家庭教師が始まりました。1度目の授業が11月28日。そこからわずか約40日間で、ここから大幅な成績向上が求められる状況でした。
もしかしたら、今この日記を読んでいる方の中には「受験中はお稽古を休ませるのが一般的ではないか?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、Geniusではそのような進言は行いません。
もし生徒ご本人が「絶対に辞めたくない」と強く願うのであれば、習い事やお稽古を辞めさせることは一切ありません。創業以来、2008年から一度も「受験のために〇〇を辞めて欲しい」と生徒に伝えたことはありません。なぜなら、本当にやりたいことを我慢させることがストレスの原因となり、結果的に勉強に集中できなくなると考えているからです。
やりたいことを精一杯やることはよい気分転換になります。勉強との切り替えのスイッチが入りやすくなり、集中力も高まります。だから、本人のやりたいように好きなことを全力でやらせた方がむしろ勉強は捗ると考えています。
ゲームやアニメ、スマホで遊ぶことについても、勉強の妨げにならないと判断した場合は制限を設けることはありません。(※ただし、明らかに集中力が低下したり勉強に支障をきたす場合は、適切な解決策を講じることになります)