絶対合格の家庭教師

❺Hくんの偏差値24の逆転合格

-偏差値24の逆転合格-その4-

Hくんの合格記 –その1-【見放された生徒】

Hくんの合格記 –その2-【お母様、大喜び】

Hくんの合格記 –その3-【過去最大の努力】

Hくんの合格記 -その4-【前期試験不合格】

Hくんの合格記 –その5-【志望校の行方は】


【縁起を担ぐ】

わずか4カ月の家庭教師でしたが、いよいよ明日、Hくんは前期試験に挑みます。今日は大好きなお寿司屋さんで昼食をとり、夜にはお母様が縁起を担いで「カツ」を用意。家族全員でHくんを全力で応援しました。これまで積み重ねてきた努力と対策。そのすべてをぶつける日がついに訪れます。緊張と期待が入り混じる中、運命の試験が幕を開けます。


【前期試験の朝、車の中で】

この日のためにHくんは全力で努力を重ねてきました。そして試験終了後、先生のもとに電話が鳴りました。なんと面接や小論文のテーマが、まさに「練習通りの課題」だったとのこと!Hくんは自信を持って受け答えし、ほぼ完璧に対応できたそうです。電話越しに、お母様とHくんが何度も「ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えてくれました。先生もその声を聞きながら、胸が熱くなりました。


【第三志望校、合格】

第二志望校に続き、なんと第三志望校にも合格!「第三志望校?」と思うかもしれませんが、実はここ、第二志望校よりも偏差値が高い難関校なんです。この結果にHくんも思わずニヤリ。努力が確実に実を結んでいることを実感しました。あとは、運命の第一志望校の結果を待つのみ…。

ただ、やはり第一志望校の壁は高く、最後の関門は決して容易に乗り越えられるものではありませんでした。


【第一志望校、前期試験不合格】


【悔しさをばねに】

Hくんは涙が止まらず、家族もどうしていいかわからないほど困り果てていました。そんな中、Hくんと2人きりでじっくり話をしました。これからどうしたいのかを一生懸命聞きました。そして帰る頃には、Hくんが「後期試験頑張るッ!」と力強く言ってくれました。気持ちを切り替え、ここからが本当の勝負。一緒に最後まで駆け抜けます!


【母、激怒】

Hくんのために、お爺ちゃんやお婆ちゃん、妹さんまで、家族全員が一丸となってサポートしてきました。みんながHくんの合格を願い、協力を惜しみませんでした。しかしそんな中、Hくんが勉強に向き合わず気を抜いてしまう瞬間がありました。その姿を目の当たりにしたお母様は、抑えきれない感情が溢れ、思わず怒りをぶつけてしまいました。(※どんなに一生懸命努力していても、時には気が緩むこともあります。それが人間です)


【環境を整える】

過去を振り返ると、Hくんが最も集中して学習に取り組めていたのは決まって『リビング』でした。そこで先生は、Hくんの気が緩んでしまった時、1人で自室で勉強させないようお母様にお願いしました。こうしてHくんが自然と勉強に向かえるよう、最適な学習空間を作っていきました。



【後期試験まであと3日】

この頃のHくんは不安を抱える日が多く、気持ちが揺らぐことも増えていました。ご家族からも「最近、泣いていることがある」との心配の声をいただくこともありました。受験へのプレッシャーや、思うようにいかない焦りが募っていました。

【電話で励ましたり、そのままビデオ授業したり】

それでも少しずつでも前を向いて進めるよう、先生はHくんの気持ちに寄り添いながらサポートを続けました。



【後期試験、前日】

中3の夏、Kくんの模試の偏差値は24。学校の先生からは「君は高校に行けない」とまで言われていました。しかしこの頃の彼は、1回の授業で12時間勉強することが当たり前になっていました。そんな彼がついに明日、第一志望校後期試験に挑みます!



偏差値24の逆転合格 – その5 – に続く