勉強をやらない子?
「親が言っても言わなくても、やる子は放っておいてもやるし、やらない子はいくら言ってもやらないからどうしようもない。」と、最初から言い訳に入る先生の話しを聞いたことはありませんか?最初に結論を申し上げると、それは間違いです。そんなことを言う先生は、生徒に本気で向かい合ったことがない無責任な先生です。もしそれが本当に正しければ、過去にGeniusに在籍していた多くの勉強が嫌いだった生徒達(参照:SさんとKくん)の第一志望校合格なんて、夢のまた夢だったでしょう。
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勉強をやらない子に共通しているのは、「勉強がわからないこと」です。
単純に基礎が出来ていない、実力不足が多いのです。それは勿論、学校の授業の仕方に問題(授業が下手、学級崩壊など)がある時もあれば、生徒本人の発達に関しての問題もあります。過去多くの生徒を見てきた経験からいうと、勉強をしない子は発達の影響によることの方が多い印象です。そういう基礎が出来ていない生徒だからこそ、今している勉強がわからない。授業で先生が何を言っているのかわからないし書き取ることもできない。状況になるのです。この結果が、「やろうと思っても、何を覚えてどこを勉強すればいいのか全く分からないから、結局やらない」です。この状態になると親が何を言っても勉強をしないのは理解できますよね。。。やらないのではなく、出来ないのです。そしてこれは怖いことに、放置しておくと将来とんでもないことになります。
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基礎力が足りない子に必要なのは、振り返りの学習です!
過去にGeniusが高校受験を請け負っていた時に、Hくんの家庭教師をする機会がありました。彼は中学3年生の秋に「数字や曜日」は勿論、「thank you」という英単語すら書けませんでした。この理解力は英語だけでなく、全教科がそんな感じでした。その為、Hくんに必要なのは中学の内容ではなく、小学生からの振り返りでした。ご家庭も最初はこの指導に半信半疑な気持ちもありましたが、結果的に彼の成績は飛躍し、担任も無理だと突き放していた第一志望校に、彼は合格しました。
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勉強をやろうとしない理由を短期的な思考で考えてはいけません。物で釣ったり、怒鳴ったりしても効果はありません。長期的な目線を持って過去から原因を探らなくては、どんな対策を講じても無駄になります。
勉強は理解さえできれば、例え発達障がいでも学校一の不良でも、誰でも出来るようになります。大事なのは「その子に合った学力から始めること」です。そしてGeniusにはそれが〝出来ます〟
何が分からないのか、どこを勘違いしているのかいち早く見抜くことが、何よりも肝心です。