絶対合格の家庭教師

❷Kくんの軌跡の中学受験

書くのは嫌い!計算ミスや漢字の間違いだらけ

Kくんの合格記 -その1-【辛い、辞めたい】

Kくんの合格記 –その2-【発達障害の日常】

Kくんの合格記 –その3-【父も授業に参加】

Kくんの合格記 –その4-【隔離生活と油断】

Kくんの合格記 –その5-【志望校の行方は】


【申し込みをされた時の状況(原文1)】

【Kくんの学習環境(原文2)】

Kくんが目指したのは、県内トップクラスの6年制進学校。しかし、ご連絡を頂いた年は定員が満員。そこで翌年の小学5年生の6月から、週2回/1回3時間以上の本格的な受験対策を行うことを約束しました。


【偏差値が「9」だった時の大手入塾テスト】

残念ながら、この状態ではどれほど名門の塾に通っても、いくら費用をかけても、集団授業での成績向上は極めて困難です。KくんはSさんと同様、中学受験以前に学校の授業すら十分に理解できない状況でした。


【学習障害の生徒の体験授業】

学習障害(読み書きや数の概念が困難)の生徒に、大量の文字がある問題を出すのはNGです。まずは文字量の少ない問題集からスタートし、少しずつ理解を深めます(※Geniusでは生徒ごとに専用の問題集を作成)。そして徐々に文章問題へと移行し、さらにKくんが主体的に参加できる対話型の授業を心がけました。

結果、良い授業が出来たみたいです😊


【体験授業で分かった、Kくんの “読む力”】

体験授業を通してKくんの大きな弱点がわかりました。それは、「漢字を読まない」「文末まで読まない」「文章を飛ばす」「勝手に変えて読む」といった癖がありました。その結果、Kくんが読んだ物語と実際の内容が全く別物になってしまっていました。

Kくんにとって最優先で対策すべきは「国語」でした。読解力の不足が他の教科にも影響を与えていたため、早急な対応が求められました。


【Kくん、中学受験を諦める】

体験授業を終え、本格的な授業が始まる前日に届いたLINE。Kくんは今まで相当な辛さを抱えていたのでしょう。中学受験は、本人が「この学校に行きたい!」と強く願わなければ成り立ちません。親や先生の想いだけでは合格には届かないのです。もし本人が「辞めたい」と望むなら、その選択を尊重することが大切。新しい道を否定することは、誰にもできません。

Geniusは、Kくんの意思を尊重します。



軌跡の中学受験 – その2 – に続く