絶対合格の家庭教師

❷Kくんの軌跡の中学受験

軌跡の中学受験 -その4-

Kくんの合格記 –その1-【辛い、辞めたい】

Kくんの合格記 –その2-【発達障害の日常】

Kくんの合格記 –その3-【父も授業に参加】

Kくんの合格記 -その4-【隔離生活と油断】

Kくんの合格記 –その5-【志望校の行方は】


【Kくんのコロナ感染】

幸いKくんの症状は軽く、少し熱がある程度で安心しました。しかし、この影響で10日間の隔離生活が決定。受験本番まで残り4か月、勢いに乗っているこの時期に授業を中断するわけにはいきませんでした。

【オンライン授業の導入】

本来、ADHD/多動症の生徒にオンライン授業を勧めることはほとんどありません。なぜなら、画面越しでは集中を維持しにくく、対面なら気付ける表情の細かな変化や反応を細かく読み取るのが難しくなるからです。

Kくんのオンライン授業は正直不安でした。しかし、これまで築き上げた信頼関係のおかげか、思っていたよりも集中して取り組んでくれました。

いつもと違う環境にテンションが上がったのか、想像以上に大変でしたが笑。それでも試行錯誤しながら、何とか授業を続けました。


【頑張ってきた成果が「実を結んだ」模試】

8月下旬に受けた県内模試で、ついに志望校の合格圏内に! Kくんの努力が実を結んだ瞬間でした! しかし、この結果を見たKくんの反応は意外なものでした…。

志望校の合格圏内に入り、皆が安堵したのも束の間。Kくんは「もう勉強しなくて大丈夫でしょ!😁」と油断モードに…。ご両親も先生も「まだ合格してないよ」と諭す日々が続きました。よく「E判定からの逆転合格!」を見かけますが、その逆もまた然り。「A判定からの不合格」も珍しくありません。最後まで油断は禁物です!


【そして月日は流れ…】

Kくんは入試当日を迎えました。


【三重県の中学入試で事件が起きる】



軌跡の中学受験 – その5 – に続く